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玉虫色に輝く石
ご覧ください、この輝き!今日紹介するのはラブラドライトという石です。
ラブラドライトは1770年、カナダのラブラドール沿岸のセント・ポール島で発見された石です。「長石」の一種で、和名を曹灰長石(そうかいちょうせき)といいます。
なぜこのように光るのか?
ラブラドライトの特徴である玉虫色(光学効果)は、「ラブラドレッセンス」(Labradorescence)と呼ばれています。これは、原因としては結晶の特定の面に平行に金属鉱物の薄い層が並んでいる事で、その層の境界で、光の分解が生じて玉虫色の光の模様となります。
なんだか難しくてよくわかりませんが(笑)ともかくそういうわけでこの石はとても神秘的な輝きを放つのです。
青い光を放つものが多いですが、他にも緑、黄色、オレンジ、ピンクなど様々な色を放つものがあります。
明るいところで見ると、まるで宇宙を閉じ込めたかのような輝き。素晴らしいですね。ちなみに左側にあるのは特別出演のターコイズです。右側がラブラドライトです。
一見すると、コンニャクみたいな色をした地道な印象ですが、実は超神秘的な輝きを放つラブラドライトでした。