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薔薇色の水晶
今回は薔薇色の(というかピンクの)水晶です。
ローズクォーツ、和名は紅石英、紅水晶。
明治時代の日本では薔薇石英とよんでいたそうです。
ピンクとなる原因はアルミニウムの他に酸化チタンの微細な結晶を含むためです。
このピンク色ですが、光の下では退色性があるため、長時間直射日光に晒すのは良くないです。
6条のスター
写真でわかるように、表面に6条の線が浮かびあがっています。これがスターです。
ローズクォーツの原石を玉状に研磨すると、このようなスターを表すものがあります。これをスターローズクォーツといいます。これは、酸化チタンの針状結晶が特定の方位に交差してスターを表すのだそうです。
このスター、ガーネットなどでも見られるものがありますね。いずれまた紹介したいと思っています。
淡いピンク色のローズクォーツ。その色合いから、恋愛の御守りとして人気が高いそうです。
さらにスターが出るとなると御守り効果倍増!という感じがしますね。